SKIL Model 100 Type3[EarlyModel]      
       
     
     
     
     
     
     
     
  Screw Head Pattern :::::::FLAT
Carbon Brush CAP :::;::::1Piece PLASTIC Screw
Brush Cap Collar ::::::::::Black
AMPS::::::::::::::::::::5,5
Depth Shoe Inside Holder::::Tap Hole Only
     
         
  「SKIL MODEL 100」としては中間のモデルとなるのがこのTYPE3です。
Type3には前期、中期、後期の3パターンがありますが大きく分けて、
シリアルナンバーがCから始まるModelまでが前期型
シリアルナンバーがDから始まる物を後期型で紹介します。
この「TYPE3”C―――」は、ほとんどのパーツ構成が同じながらも
デカールは2種類あり、
後半は後期型のDシリアルと同じデカールでシリアルナンバーの刻印のみ
Cから始まります。
その他のパーツ構成は同じで、ビンテージ機械らしいとも言える
ネジの頭が全てマイナス(米国ではFLATと呼びます)で組まれているのは
TYPE3“Cが最終で、Type3”D以降はプラスネジ(Philips)となります。
     
       
  Type2からの変更点としてはボディーの表面がType2までは
アルミ剥き出しの状態でしたが
Type3からはシルバーの塗装が施されるようになったことが
大きな変更点です。
ダストデフレクター(粉塵吹き出し口パーツ)が
TYPE2ではシルバーのニッケルメッキだったのが
TYPE3では黒染め加工に変更になりました。

TYPE3の前期モデルには他にも面白い特徴があり、
デプスシュー、フロントシューなどと呼ばれる
前側のボトムパーツの左にある2つの穴、
これはTYPE1TYPE2には内側に板バネのような小さなパーツが付いていて
それを固定するためのネジ穴なのだが、TYPE3の前期モデルはネジ穴のみで
中にはパーツやネジがなく、
仮にその板バネパーツを取り付けたフロントシューを組みこもうと思っても、
本体側にスリット加工がないため組み立てることができません。
     
       
  (上の画像はTYPE2とTYPE4のフロントシュー)
SKIL100の鋳型自体は全て同じ物で、
品番も同じパーツに穴加工があるかないかだけの違いです。
     
       
  (TYPE1,2,そしてTYPE3前期までのフロントシューに加工されたスリット)
つまり、フロントシューは古いモデル、リアシューは新しいモデルといえば聞こえが良いですが、
部品や加工の省略化が始まったとも言えます。
大工仕事に使うにはあまり関係のない部分ですが、
     
 
     
 
(フロント内部に組み込まれたクリッカー)
サーフボードビルダーがこのSKIL100プレーナーを使う場合は
切削高調整レバー内部にあるクリッカーを外すか
内側に曲げてレバーがクリッカーに触らないようにして
シェイプ中にレバーをスライドさせて切削高を変化させるときに
滑らかにレバーが動くようにする人が多いです。
このときに、あの小さな板バネがないと滑りが良すぎてしまったり、
プレーナーを使い込んでスライドレールが擦り減ってきたときには
フロントシューにわずかながらガタが出ます。
とはいえ、細かく言えばそうなるというだけで、
粘りのあるシリコングリスを塗ったりシェイプの粉塵が絡まればガタはなくなるので
メンテナンス後の1本目のシェイプだけ違和感がある程度です。
     
 
     
 
僕が所有しているTYPE3“Cは外観が傷だらけながらも
今まで1度も分解された形跡がなく、
使用頻度は少なかったようで、
欠品パーツや鋳物のクラックもありませんでした。
これからレストアして楽しむ予定です。
完成したらこのページで紹介します。
     
 
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